パクチーブームの火付け役のパクチー料理専門店「パクチーハウス東京」が、3月10日閉店しました。
実は人気が陰ってきての閉店ではないそうです。
最終日には盛大な閉店パーティを開催。事前申込制のパーティのチケットは完売していたにもかかわらず、最後のチャンスになんとか訪れたいと押しかける人が後を絶たず、入店制限が大変だったそうです。飲食店の閉店として、異様なまでの盛り上がりを見せました。
「お客さんも来てくれていたし、正直言って、このままお店を続けることはできました。でも、もっと面白いことができる感覚が自分の中にあって、そのためには一度すべて壊さないとダメだったんです。閉店は、僕なりのイタズラ。ここに来れば、パクチー料理が食べられるという安心感を壊す狙いです」
と言っているように、本当にまだまだ、これからという感じの閉店です。実は佐谷さん、やりたいことがたくさんあるそうです。
このパクチー専門店も
「『パクチー銀行』の活動として、希望者にパクチーの種を無担保で融資しています。お店のレシピもすべて公開します。だからお客さんは、パクチーハウスで体験してきたことは、もう全部、自分でできるんです」
と言っているように、お金を儲けるとかそういったことではなく、なんか変革をしたい!という思いに溢れているようです。
次回の規格に期待です。